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【開通編】マンションの古い電話線でも実測350Mbps超え!auひかり「タイプG」でVDSLの限界を突破した話

先日、「1Gbpsの光回線を契約しているのに、自宅のWi-Fiが下り80Mbpsしか出ない」という長年の悩みを解決すべく、auひかり(タイプG)への乗り換えを決意したことを書きました。

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「もしかしてルーターが古いから?」「LANケーブルが劣化しているから?」と色々な原因を探った結果、たどり着いた真犯人は古いマンション特有の「VDSL方式(電話線を使った配線)」という物理的な限界でした。

そして先日、ついに待ちに待ったauひかりの開通工事が完了しました!

結論から言うと、大成功です。

壁の中の配線は古い電話線のままなのに、なんと実測で376Mbpsを叩き出しました!

危うく数万円もする最新のWi-Fi 7ルーターを無駄に買ってしまうところでしたが、手持ちのルーター(Deco M5)のままで十分すぎるスピードが出ています。

今回はauひかりのタイプG契約でどうして速くなるのか調べてみました。

マンションのネット回線が遅くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

VDSLとタイプGの違いとは?古い電話線で爆速になるカラクリ

光回線を契約しているのに、なぜか速度が100Mbpsで頭打ちになってしまう。

私の直面した問題の最大の原因は、マンション特有の配線方式にありました。

マンションの共有部(MDF室などの設備)までは最新の光ファイバーが来ていても、そこから各部屋までは「昔からあるアナログの電話線」を使ってネットを繋いでいるケースが非常に多いのです。

この「光ファイバー+電話線」の組み合わせ技術には、大きく分けて2つの世代があります。

それが、従来の「VDSL方式」と、今回私が乗り換えたauひかりの「タイプG(G.fast方式)」です。

  •  2.従来の「VDSL方式」の限界(最大100Mbps)

これまで私が使っていたのが、このVDSL方式でした。

電話線を使ってデータを送る際、使用できる「周波数(データの通り道)」が狭いため、物理的に下り最大100Mbpsまでしか出せないという厳しい限界があります。

どんなに高性能なWi-Fiルーターを買っても、壁の中の配線が100Mbpsしか通せないため、実測で80Mbpsも出れば「満点」という状態だったのです。

  • 2. 救世主「タイプG(G.fast)」(最大664Mbps)

一方、今回導入したauひかりの「タイプG」は、国際標準規格である「G.fast(ジー・ファスト)」という最新技術を使っています。

驚くべきことに、壁の中の古い電話線をそのまま使い回しているのに、通信速度が劇的に跳ね上がります。

なぜ配線が同じなのに速くなるのでしょうか?

それは、電話線に流す「周波数の帯域(データの通り道)」を、従来のVDSLの数倍にまで一気に広げているからだそうです。

道路で例えるなら、こういうイメージです。

  • VDSL: 昔ながらの「1車線の一般道」。どうしても渋滞しやすく、スピードが出ない。
  • タイプG:道路の土地(電話線)自体は広げられないが、最新のシステムを使って、2段・3段の高架橋を架けて「無理やり多車線の高速道路」にしてしまった状態。

マンションの共有部にある分配機と、部屋に置くモデムを「タイプG専用の最新機器」に入れ替えるだけで、この魔法のような力技が可能になります。

結果的にどうなったか?

この技術のおかげで、我が家のネット環境は、配線工事などを一切することなく、実測80Mbps未満から350MPbps超と劇的な進化を遂げました。

「マンションが古くて光配線方式が導入できない」と諦めている方にとって、この「タイプG(G.fast)」という技術は、まさに救世主と言える存在です。

逆を言うと、これ以上速くすることは現状は難しそうです。
世の中は5Gプランとか10Gプランの光回線もあるようですが、古いマンションではこの664Mbpsが上限になりそうです。

これ以上早い回線が必要な場合、マンション全体を巻き込んだ回線工事をする必要があると思われます。

これ以上早い回線が仕事などで必要な方はネットのことを考えると古いマンションは避けないといけない、と言う事になりそうですね。